手術したあとにこのようなHP発見しちゃいました。 私は32才の男でございます。 約8時間の手術と3週間の入院を終えて退院したばかりです。 個人差や年齢差があると思うので、 自分の体験談が役に立つのかわかりませんが、一応書いてみよっかな。 手術は全身麻酔で行いました。術名は鼓室形成術です。 朝9時に入って出てきたのは覚えてませんが5時半だったそうです。 いろいろなHPを見ると2〜3時間が多いみたいなので、とても長い手術だったと思います。 後で執刀していただいた先生に聞くと 「絶対に真珠種のカケラすら残すわけにはいかないので、じっくり時間をかけてやるのが私の方針です。 かわりに完璧に取り除けたと思います」 とおっしゃっていたので、それくらいかかったのでしょう。 32年間放置していた真珠種はすで顔面神経をむき出しにするほど進んでいたようです。 味覚は一部なくなってしまいました。 神経は残したとのことなので運が良ければ戻るかもしれないらしいです。 耳小骨は溶けていたので、耳のでっぱっている部分の軟骨と入れ替えたそうです。 鼓膜は一部のこせたので筋膜をつなげて新しく張り直したそうです。 聞こえの方はだいたい手術前とかわらないように思います。良い耳の6〜7割くらい。 顔面神経麻痺はおこりませんでした。 術後の痛みは傷がズキズキっとくるのと、耳の後ろを開いたので 神経がつながるまで耳全体が麻痺しているのが( ´Д`)キモッっというくらいで、 我慢出来ないほどではありませんでした。 むしろ全身麻酔のためにノドに呼吸管理のためのチューブを入れたための痛みの方がキツかったです。 それも我慢出来ないほどではないですけど。 術後、3日間は抗生物質の点滴がありました。その後は抗生物質の飲み薬でした(5日間)。 一週間後に抜糸と、耳の中のガーゼとシルクを耳の中を削り取った上に貼付けた筋膜の上にのせたシルクを取り除き、 耳の穴が腫れて詰まって変な癒着をしないようにメロセルというスポンジを入れ、 耳の中を乾かすため、赤チンのようなものをヌリヌリしました。 この処置は結構ガサガサといじられましたが、めっちゃくちゃ痛くはなかったです。 さらに一週間後そのスポンジを取り除き、また赤チン。 一週間様子を見て、いじった部分が乾いてきて上皮が張ってきたので退院となりました。 すべての処置は、耳覗き顕微鏡マシーンみたいなののモニターをリアルタイムで見せてもらいながらでした。 自分の耳の中の状態が解るので非常にありがたかったです。ちょいとグロテスクな映像ではありましたが。 再発はまずないだろうとのこと(わかりませんけどね)。ただし定期的に診てもらわなければいけないです。 以後は週一回の通院で治療してゆく予定です。 生来テキトーかつ楽天的な性格のせいでもあると思いますが、 なんか( ゜Д゜)ポカーンとしてる間に、あれよあれよと発見→入院→手術と進んでしまいました。 ひと月休んで耳より収入がイテテですが命にかえられるわけもなく、職場の仲間には理解をしてもらえました。 自分の場合はこんな感じでした。いちケースとして参考になればと思い、なるべく細かく書き込みさせていただきました。 |